Message

代表メッセージ

すべては「困っている人を助ける」ために。
利益も規模も社会貢献も後からついてくる。

代表取締役 熊谷聖司

  • きっかけは民事再生、そして突然の余命宣告から

    私が代表に就いたのは4年前のこと。きっかけは倒産です。そのときの肩書は専務取締役。データ復旧サービスを任されていました。倒産後に民事再生法を適用し、負債総額は16億円。私が新会社を設立するという道もありましたが、従業員もいるし、債権者もいらっしゃる。この会社を立て直して、少しでも返済できるなら...という覚悟でスタートしました。結局5年の返済計画に対してわずか1年で完済。みんな、本当にがんばってくれました。よし、ここから本格的に仕掛けるぞというとき、もうひとつの落とし穴が待っていたんです。
    それが、私に下された残り3ヶ月という余命宣告。目の前が真っ暗になりました。同時に初めて気づいたんです。自分の「病気を治したい」という切実な思いと、当社にデータ復旧の依頼にいらっしゃるお客様の思いは一緒だということに。こうしちゃいられない、何がなんでも会社に行かなくては、と思いました。絶望している場合じゃない。私みたいな気持ちの人が世の中にたくさんいるんだから、1件1件きちんとサービスを提供しよう、と。それで生まれたのが「目の前の困っている人を助ける」という理念。当社の本当のスタートは、まさにここからでした。

  • デジタルデータで困っている人から選ばれる存在に

    たとえば法人であれば研究開発のデータが全部飛んでしまうとか。テレビ制作だったら3ヶ月密着取材した映像が消えるとか。個人でも息子や娘の0歳から15歳までの写真がなくなってしまうとか。その時、その人はどんな心持ちでしょうか。きっと藁をもすがりたいはずなんですよね。しかもデータ復旧って基本一発勝負。1回ダメだったから2回目、3回目とリトライできない。だから業者選びが本当に重要。しっかり技術を持った、信頼できる会社を選ぶ必要があるんです。
    私たちはそんなときに選ばれる存在でありたい、と常に思っています。だから人材採用も「困っている人を助ける」という理念に共感できるかどうかの一点のみ。この思いを最優先できる人しか採用しません。もちろん、スキルアップしたいとか、稼ぎたい、出世したいという価値観もあっていいんですよ。ただし第一優先するのは理念への共感。そこが合っている人は全員採っています。学歴も能力も適性も関係ありません。もちろん国内トップクラスの技術集団ですから入社後のスキル習得は容易ではないでしょう。でも「困っている人を助ける」という理念さえ共感できていれば頑張れるし、必ず適材適所が見つかるはずです。

  • デジタルデータソリューションの
    世界標準を目指して

    いま、時代の流れとともにデジタル領域において困っている人は急速に増加しています。当社でもデータ復旧のみならずフォレンジック、ハッキング、ワランティ、そしてバックアップとサービスの幅を拡げてきました。それぞれの分野で技術を磨くとともに、必要に応じて他社との共同開発なども実施。弊社だけではできないサービスやプロダクトも開発していきます。その結果、将来的にデータ復旧のニーズはなくなるでしょう。でも私たちはそれでいいと思っています。困った人がいなくなることが理想ですから。
    とはいえ当社の存在意義までが失われることはありません。いま温めているだけであと5つ以上...私たちの新規サービス構想はこの先もとどまるところを知らないからです。そしてこれから。いよいよビジネスのステージを海外へと移しつつあります。目指すはデジタルデータソリューションカンパニーにおける世界ナンバーワンのポジショニング。国内におけるデータリカバリーにおいては圧倒的なシェアを確立しました。だから今度は世界中で困っている人を助けにいく。データに困ったらまずDDS、と第一想起してもらえるようなブランドをグローバルに展開していきます。

  • 技術屋ではなく、
    あくまでソリューション屋であること

    当社はデジタルデータを扱う企業ということで、外から見るとロジカルだったりクールなイメージで見られることも少なくありません。でも実際にはエモーショナルな集団。技術や開発を重んじるけれど、あくまでも手がけているのはソリューションですから。実に嬉しいことに当社でデータ復旧をされたお客様から後日、感謝のお手紙をいただくことがとても多いんですよ。どこへ持ち込んでも復旧できないって言われた方が最後の駆け込み寺として当社に依頼される。10年分の子供の写真が戻ったとか、会社の倒産の危機が回避できたとか、そういったことに対する感謝の手紙がそれこそ毎日のように届くんです。
    これからもリカバリーだけでなく、セキュリティでもフォレンジックでもハッキングにおいても、目の前の困っている人をハッピーにしていきたいと思っています。自社だけで足りない技術があれば、その分野に強い企業と一緒に取り組めばいい。AIやデータサイエンスの領域とも手を組んでいきます。でも、どんなに規模が拡大しようと、世界を舞台にしようと、利益が向上しようと、ベースとなるのは「困った人を助けたい」。これがブレることは絶対にありません。